(※西谷代表取締役にお話をお伺いしました)
−高度集積地区への立地経緯について教えてください
秀吉の時代以来受け継がれてきた技術を持つ職人たちに、当社の業務を請け負ってもらっていましたが、効率性の向上のためには職人達の技術の統一を図る必要がでてきました。そこで職人達が多く残っていた旧伏見市街地内(中書島)で工房をつくり職人たちを社員として雇うことになり、その後工房を現在の地に移しました。周辺に住宅地が少なかったため、設備の導入等の面で有利な条件があったことが大きな理由です。
−当地区のまちづくりを進めていくうえでどのようなことが必要だとお考えですか?
地域に関わりのある方々に対して、地域に関する情報の収集・提供を行う目安箱の設置や情報交流スペースをつくるなどの仕掛けが必要だと思います。また、まちの名前からその特徴が連想できる西陣地区のように、高度集積地区の存在をアピールし、当地区の都市像、特徴をイメージできる通称、キャッチフレーズのようなものも必要だと思います。
−当地区の将来像をどのようにお考えですか?
様々な職人が集まっていた伏見の歴史を踏まえ、伝統工芸ゾーンなどができればいいと思います。職人達のネットワークを形成するための施設、例えば工房センターのようなものを整備するなど、職人やその職人が持つ伝統技術を地域の誇りとして伝えていく仕組みができてほしいと思います。
−本日はどうもありがとうございました。(平成12年8月24日実施)
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